ヤマモモ（山桃）
「瑞光」（ずいこう）
雌木 5号ポット苗

ヤマモモの代表品種「瑞光」（ずいこう）

瑞光（ずいこう）は、ヤマモモの代表的な品種です。
甘味と酸味が調和して、素朴で優しい味わいです。隔年結果になりにくく、毎年たくさんの実をつけてくれます。
酸味があるので、ヤマモモ酒やジャムなどに加工するのがおすすめです。
常緑の葉にはツヤがあり、上に伸びる樹姿も美しいので、庭木や街路樹にも利用されています。熟した実は濃い紅色になり、葉の緑とのコントラストはとても鮮やかできれいです。シンボルツリーとしてもおすすめです。

＜ヤマモモの基本情報＞

ヤマモモは日本や中国が原産で、日本国内では関東南部以西に自生しています。根に窒素を固定する働きのある菌がつくので、やせ地でも育ちます。
雌雄異株で、雌木に実がなります。受粉には雄木が必要ですが、街路樹や公園の樹木として雄木が栽培されており、雄木を近くに植えなくても自然受粉が期待できます。確実に受粉させたい場合は、雄木を一緒に植えてください。

隔年結果になりにくく
毎年たわわに実る真っ赤な果実

瑞光（ずいこう）は隔年結果になりにくく、ほぼ毎年真っ赤で可愛らしい実がたくさんなります。
果重は約10ｇ程度で、少し酸味があるので果実酒（ヤマモモ酒）がおすすめです。

◆◇◆ ヤマモモの果実の楽しみ方 ◆◇◆

果実は熟すと濃い紅色に色づき地面に落ちてきますので、落ちたらすぐに拾い集めましょう。枝の下にビニールシートやネット等を敷き、枝をゆすって実を落とし集めることもできます。収穫した果実は水に浸して汚れを十分落としてください。ほどよい酸味と甘みが調和して、ジャムや果樹酒（ヤマモモ酒）で味わっていただくのがおすすめです。保存する場合は冷凍してください。

光沢のある常緑の葉
シンボルツリーや記念樹など庭木におすすめです。

樹勢は大変強く高木になるので高さの調整が必要ですが、街路樹に利用されるくらい丈夫で病気にも強い果樹です。
常緑の葉はツヤのある緑色で、完熟した果実の濃い紅色とのコントラストは見事です。
自家結実性があり、苗を植えて4～5年後から開花・結実しはじめます。
ヤマモモは実が熟すと濃い紅色になって地面に落ちてきますので、小さなお子さんでも拾い集めることができ、ご家族で収穫体験を楽しめます。